表示モードの変更
画面上部の「設」リンクをクリックして表示される設定ページで、表示モードを変更することができます。
テキストと画像の同時表示
テキストのみ表示
設定を変更しない場合の標準のモードです。この場合はテキストのみが表示され、本来は画像が表示される箇所は、[画像の説明(またはファイル名)+] のように表示され、「+」記号のリンクをクリックすると、その画像を単独で表示します。この詳細は画像の表示をご覧ください。
なお、このように、ページ内の画像を単独で表示する手段が提供されているのはこのモードのみです。ページ内の画像を任意のサイズや形式に変換する場合は、このモードを利用してください。
画像も表示
通常のホームページのように、ページ内に画像も表示されます。当然、パケ放題でない限り、パケ代が嵩み、また、キャッシュサイズ(メモリ容量)に応じた表示内容の計算は、あくまでテキストについてのみのものなので、キャッシュサイズが20KB以下の端末では、キャッシュサイズを小さい値に変更しない限り、殆どの場合、メモリ不足で画像が表示されませんので、キャッシュサイズが豊富でかつパケ放題の端末以外での利用はお勧めできません。
なお、ページ内のすべての画像が表示されるわけではありません。PC向けのホームページでは、デザイン上の飾りのためだけに用いられる、携帯での閲覧時には無意味な画像がよく用いられるため、こうした画像までも表示してしまわないように、一定の条件に満たない画像は除去され表示されないようになっているからです。この条件は、画像の表示の「詳しい説明」の内容に準じていますが、テキストのみ表示の場合と異なり、リンクが設定されている画像はすべて表示されます。
「一部変換」では、画像は、imgタグのwidth属性値(画像の横幅)に応じて、スクリプトが変換して表示される場合と、オリジナルの画像がそのまま表示される場合に分かれます。width属性値がピクセル単位で、端末の画面サイズより小さい場合はオリジナルが表示され、それ以外の場合は変換されます。ただし、width属性値が実際の画像のサイズと同じとは限りません。例えば、このページ(現時点)の上段にある、Amazon.co.jpのアフィリエイトリンクが付けられた画像は、それぞれ、imgタグのwidth属性値は65ピクセルとなっているため、オリジナルがそのまま表示されますが、実際の画像は遥かに大きなもので、データサイズも大きいため、全ての画像を表示しようとするとメモリ不足に陥ることが予想されます。「全部変換」ではこの問題は発生しません。
「一部変換」でオリジナルの画像がそのまま表示される場合、オリジナルの画像形式は携帯端末がサポートしているものであるとは限りません(例えばPNG形式の画像はiモード端末では表示されません)。あるいは、セッション認証やベーシック認証によって保護されている画像であったり、多くの画像アップローダやITmediaなどのように、画像にReferer制限が設けられているといった場合などでは、表示されない画像があります。
このような場合は、「全部変換」を利用してください。「全部変換」では、すべての画像を、スクリプトが変換した上で表示するため、こうした画像も表示される可能性が高くなります。また、変換処理を経ると、多くの場合、画像のデータサイズはオリジナルよりも小さくなるため、「一部変換」ではメモリ不足で全ての画像が表示されない場合でも、「全部変換」ではすべて表示される可能性もあります。ただし、変換処理を経るために、「一部変換」に比べて表示が完了するまでに時間がかかるため、通常は「一部変換」を利用してください。
装飾タグの保持
「装飾タグの保持」とは、fontやbといったタグや、bodyタグのbgcolorやtextといった属性など、主に、古典的なHTML書式においてウェブページのデザイン装飾のために用いられてきた要素を、除去せずそのまま残すものです(ただし、フレームセットを表示している場合は、bodyタグの要素は保持されません)。
設定を変更しない限り、標準ではこれは「しない」になっています。「する」に変更すると、除去されない要素が発生する分、ページが分割表示される場合は同時に表示できる文字数が減少し、分割されない場合もパケ代がかさむことになります。
これは、古典的なHTML書式で製作されたウェブページを、可能な限り、製作者の本来の意図に近い状態で再現することを意図したもので、現代において好まれる、「構造的な」HTMLでは、これらのタグや属性の多くは用いられないため、この設定の如何での見栄えの変化は殆どないかもしれません(もちろん、この対象になる要素には、こうしたHTMLでも用いられる要素も含まれるため、見栄えの変化が全くないとは限りません)。また、対象となるタグや属性は、端末がそれをサポートしているか否かに関わらず保持されるため、多くのタグや属性をサポートしているわけではない旧来の端末では、やはり、その見栄えには変化がないかもしれません。
現在この仕様は実験的なものであり、このようなタグや属性がすべてきちんと保持されるわけではありません。また、属性は、タグによっては、この設定の如何に関わらず除去されてる場合があります。これは、今後随時見直されるかもしれません。
注意が必要なのは、表組み関連のタグ(table|thead|tbody|tr|th|tdなど)は、いずれにせよすべて除去されるという点です。
古典的なHTMLでは、これらのタグは、その本来の趣旨である表組みのためにではなく、ページのレイアウト(立体的なペイン構成やブロックの強調など)のために多用されてきました(画面サイズの限られた携帯端末では、この再現は不能なため、このスクリプトでは、これらのタグは必ず除去しています)。そしてこの場合、これらのbgcolor属性やbackground属性を利用した色表現が好んで用いられてきましたが、これらの属性はタグともども除去されるため、このような色表現は失われ、他の要素次第では極めて見栄えの悪い表示になる場合があります。
以下のHTMLはこの典型的な例で、bgcolor属性を持ったtableタグが失われ、一方fontタグが残されることで、「Hello Geeks!!!」は背景色(bodyタグのbgcolor属性)と同じ色(この場合はいずれも黒)で表示され、つまり見えなくなってしまいます。
<HTML> <BODY BGCOLOR=#000000 TEXT=#FFFFFF> <TABLE BORDER=10 BORDERCOLOR=#FF0000 BGCOLOR=#FFFFFF> <TR><TD><FONT COLOR=#000000 SIZE=6>Hello Geeks!!!</TD></TR> </TABLE><BR> <BR> Lame markup???<BR> So what??? </BODY> </HTML>
もっともこれは、過去に製作されたウェブページに限ったものではなく、特に、旧来のウェブブラウザをサポートする必要のある商業ベースのウェブサイトでは、今でもこうした古典的なHTML書式が用いられます。
また、この表組み関連のタグの除去は、別の問題も発生させます。伝統的にウェブブラウザのレンダリングエンジンは、表の各セル内の要素について、閉じタグが欠落している場合でも、セルの完結とともにすべてのタグが閉じられているように描画します。
上の例では、セル内のfontタグには閉じタグが欠落してしまっていますが、通常のウェブブラウザでの表示では、これはセル内であるため、以降の文字列には適用されません(従って、ウェブページの製作者は、注意していなれば閉じタグの欠落に気付きません)。しかし、このスクリプトを介しての表示では、表組み関連のタグがすべて除去されるため、セル内のfontタグは、以降の文字列にも適用されることになり、セル内の「Hello Geeks!!!」と同様に、表組み以降の文字列も見えなくなってしまいます。
一部のタグでは、このようなケースについて自動的に閉じタグを追加する処理を用意していますが、この設定によって保持されるタグの殆どは、こうした処理は省略されています。
2005/08/10