PCサイト->携帯変換 0.9.3リリース
バージョン0.9.3をリリースしました。
旧バージョンから多くの変更があり、また一部仕様変更に伴い設定ファイルなどを変更いただく必要があります。バージョンアップの手順などについては、リリースメモ / 変更履歴をご覧ください。
以下は、このバージョンで新たに導入した仕様のうち、カスタマイズに関わる2点の補足説明です。
ページの任意の箇所を非表示に
自身のサイトを携帯に簡易対応するのにこのスクリプトを利用している場合、このスクリプトを介した際に任意の箇所を非表示にすることができるようになりました。
HTMLソース中で非表示にしたい箇所を、<!--pc2m_void-->と<!--/pc2m_void-->で括ると、このスクリプトはこの部分をまるまる除去し、表示しません(後者にはスラッシュを忘れないでください)。
例えば、無料のレンタルサーバなどを利用していて、BODY要素内に強制的に表示される(PC向けの)広告を、このスクリプト経由では非表示にしたい場合、それがbodyタグの直後に挿入されるなら、以下のようにbodyタグを括ります。
<!--pc2m_void--> <body> <!--/pc2m_void-->
とは言え、各ページのHTMLを個別に制作している場合は、全てのページにこうした変更を施すことは容易ではありませんが、例えば、Movable TypeやXOOPSといったCMSを利用しているなら、HTMLテンプレートをこのように編集することで、簡単に対応できる筈。
画質の選択
画像の表示時に、利用者が画質を選択するユーザインタフェースを用意することができるようになりました(必ずしも用意する必要はありません)。
画像表示の際は、画像のファイルサイズは計算しておらず、端末のキャッシュサイズをオーバーする可能性があるわけですが、このような場合、従来は画像の全体を表示しようとすると、画像の縦横のサイズを縮小するしありませんでしたが、画質を落とすことでもファイルサイズを稼ぐことができるようになります。
このユーザインタフェースには、入力フィールドに数値を直接入力させるものと、プルダウンメニューなどから選択させるものの、ふた通りが考えられます。前者は、画像形式についての知識を有する利用者にとって精緻な指定が可能ですが、後者の、例えば「高・中・低」とあるプルダウンから選択させるようなインタフェースのほうが、多くの利用者にとってはわかりやすいでしょう。
このスクリプトは、「50」のように、数値のみの場合と、「50%」のように、数値に%記号を続ける場合の、ふた通りの指定を受け付けます。
| 入力値 | 出力形式 | 説明 |
|---|---|---|
| 数値のみ(例:50) | JPEG | 入力値はそのままJPEGの圧縮率になります。入力値の有効範囲は0~100です。 例えば、入力値が「50」なら、出力されるJPEGの圧縮率は50%となります。 |
| GIF|PNG | 入力値はそのままパレットの色数となります。入力値の有効範囲は1~256です。 例えば、入力値が「50」なら、出力されるGIF|PNGのパレットは50色となります。 | |
| 数値と%記号(例:50%) | JPEG | 数値のみの入力の場合と同じです。 入力値はそのままJPEGの圧縮率になります。入力値の有効範囲は0~100%です。 例えば、入力値が「50%」なら、出力されるJPEGの圧縮率は50%となります。 |
| GIF|PNG | 元画像がGIF|PNGならそのパレットのビット数、JPEGなら6ビット(64色)を50%として、0~100%の範囲の入力値を、1~8の範囲のビット数(2~256色)に換算します。 例えば、元画像が5ビット(32色)のパレットを有するGIF|PNGの場合、出力されるGIF|PNGのパレットは、入力値が「50%」なら32色(5ビット)、入力値が「20%」なら8色(3ビット)、入力値が「70%」なら64色(6ビット)となります。 |
- いずれの場合も、入力値が有効範囲外の場合は有効範囲内にまるめられます。
- 元画像がGIF|PNGで、表示する画像形式もGIF|PNGの場合、画質を指定しない場合は、元画像のパレットが表示画像にコピーされるため、両者のパレットの各色は同じですが、画質を指定する場合は、元画像と表示画像のパレット色数が同じでも、両者のパレットの各色は同じとは限りません。
このように、数値のみの場合は、表示形式がJPEGの場合とGIF|PNGの場合で値の範囲が異なりますが、数値に%記号を続ける場合は、いずれの表示形式でも値の範囲は共通です。
端末が複数の画像形式をサポートしている場合、利用者がどの表示形式を選択するのか事前に知ることはできないので、プルダウンメニューなどのように、あらかじめ用意してある中から選択させるようなインタフェースでは、以下のように、数値に%記号を続ける形式を採ることで、どの形式が選ばれた場合でも、共通に対応することができます。
<select name="_ucb_q"> <option value="">自動 <option value="75%">高 <option value="50%">中 <option value="35%">低 </select>
Template.inc.phpでは、入力値は、新たに導入された変数$image_qualityで取得することができます。このパッケージに含まれるTemplate.inc.phpに、この使用例を用意しているので参考にしてください。
2005/12/12
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