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Skweezer

RSS/Atomフィードの更新チェックと表示を行う、いわゆるRSSリーダーに、自分は今のところウェブサービス型のBloglinesを使ってます。Bloglinesには通常の「PC版」の他に、PDAなどでの利用を想定した、表示内容が簡略化された「携帯版」があり、これはiモードなどからは直接利用できませんが、このスクリプトを介せば、この「携帯版」自体はもちろん、外部へのリンクもそのまま利用できるわけで。PCと携帯で同じRSSリーダーを利用できるという寸法でした。

で、ところが先週末から「携帯版」の外部リンクが、Skweezerという変換プロキシ経由のものに変わっちまいやがって。

Skweezerは、Greenlight Wireless Corporationが運営する、PC向けのウェブページをモバイル機器での表示に適するように変換するウェブサービスです。
変換表示の見た目はGoogleのWebsite Transocerにそっくりですが、Googleのものにはない(やる予定もないだろう)、登録ユーザ向けのブックマークなどのツールや、リモートサイトのセッションの代行処理機能などを備えてたりはします(ただし、クライアントとSkweezerのセッションもCookie管理なので、iモードのようなCookie未対応のクライアントでは利用できない)。また、RSSの自動検出とその変換表示だとか、URL入力欄を利用したウェブ検索だとか、どこぞの同類のPHPスクリプトがやらかしてるような機能も備えてたりします(少なくともおいらのほうがパクったわけじゃありませんよ)。
しかし、ダメなところはGoogleのものよりダメなわけで。悪いことに、Bloglines経由のSkweezerでは、少なくともオリジナル版にはある、リモートサイトに直接移動するリンクさえ省かれちゃってるので困っちゃうわけです。
まあ、別のRSSリーダーに乗り換えるか、あるいはSkweezerのURLをトラップする仕掛けを用意しちゃえばいんだけど。でも、Bloglinesには、「せめてON/OFFを選択できるオプションは用意してくれ」と苦情を垂れるつもりではあります。

さて、戯言はさておき。

Greenlight Wireless Corporationのウェブサイトに掲載されている、Skweezerという名称のサービス開始を告知するプレスリリースの日付は、2003年5月となってます。このリリースに添えられたスクリーンショットを見れば明らかなように、当時のSkweezerの主要ターゲットはPDAだったようです。
興味深いのは、サービス開始当初は有償だったSkweezerは、やがて無償版と有償の「Pro」版とに分けられ、現在ではコンシューマ向けには、有償版は廃され無償でのみ提供されているという点です。この変遷は、それぞれの時期におけるビジネスモデルの転換を意味している筈で、PDAが主要ターゲットだったサービス開始当初は、PDA向けの殆どのソフトウェアやサービスと同様に、利用者から直接収益を得ていたわけですが、スマートフォンの性能向上に伴い、必然的に主要ターゲットがそちらに移行していくと、PDAとは桁違いのインストールベースによって、広告ビジネスが成立するようになり、広告表示を対価とする無償版が登場します。そして、コンシューマ向けの有償版を完全に廃した現在の主要なビジネスモデルは、従来の広告に加えて、今回のBloglinesの例に見られるような、Private Labelという名称を冠したASPサービスとなっているようです。
もちろん、こうした変遷は、Googleという巨人を含む、商売敵の動向にも大いに影響を受けていることでしょうから、ここのプレスリリースをこまめにあたってみれば、彼の国におけるこの類の市場動向がなんとなくわかって面白いかもしれません。そして、Skweezerのビジネスは、国内の同種のサービスにとっても参考になる点があるかもしれませんね。

おまけ

以下は、ついでになんとなく、日米の、この類のウェブサービス/アプリケーションの登場時期を調べてみたもの。
テキトーな調査なので間違ってたらごめんな。テキトーな調査なので漏れてるところはごめんな。

時期サービス
1999年頃?通勤ブラウザ
ひゅぅてっち
2000年6月nogate ver 0.01 正式公開版
2000年末頃?Google Mobile Proxy(初代)
2003年5月Skweezer
2003年以降?ファイルシーク PCサイト閲覧Proxy
(ファイルシーク自体は2001年8月)
2005年8月ぐるっぽ
2005年末頃?Google Website Transcoder(現行)

2006/09/28

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コメント

こんにちは。

Skweezerですが、Disableにできるようですよ。
Bloglines(PC版)のMy feedsからOptionsを選ぶと、最後の方にDisable Skweezerというオプションがあります。

もしもご存じでしたらごめんなさい。それでは。

Posted by yasuhoさん at 2006/10/19 18:29

ホントだあああぁぁぁっ。ありがとうございます!
さよならスクィーザー。二度と会うことはあるまい。

しかしこんなオプション当初はなかったような…。

Posted by ucbさん at 2006/10/19 23:11

わかった。日本語表示の場合この項目は表示されない。当初からこの項目があったとしても、普段は日本語表示で使っているので気付かなかったわけですね。
あと、(少なくとも今のところは)スクィーザーは完全に解除されるわけではなく、各エントリーのタイトルに付与されたリンクでは確かに解除されてるけど、本文中のリンクはスクィーザー経由のまま。

Posted by ucbさん at 2006/10/20 02:40

お役に立ててよかったです。
日本語版のBloglinesは単純な自動翻訳かと思いましたが、手動なんですね。

Posted by yasuhoさん at 2006/10/26 20:56

言語の表示切り替え自体はもちろんダイナミックですが、翻訳文章はその都度自動翻訳してるわけではなく、それぞれの言語のフレーズを用意していることでしょう。で、英語以外の言語でスクィーザーのメニューが表示されないのは、単純にまだ翻訳フレーズが出来てないだけじゃないかと思います(英語表示でチェックを付ければ、日本語表示に替えてもスクィーザーはちゃんとOFFになるし、設定ページでもチェックボックスだけはちゃんと表示されるw)。

Posted by ucbさん at 2006/10/27 00:17

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