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2007年03月19日

ウェブサーバを変更しました

ウェブサーバを変更しました。もちろん同じURLでこれまでと同様にアクセスできる筈ですが、実体は別モノにつき、設定などを間違えてる可能性がたぶんにありますので、ご覧になれない箇所などありましたら、ご指摘いただければ幸いです。

Category: 雑記
Posted 2007年03月19日 20:55

2007年03月02日

lights

lights

これまでは、好きなミュージシャンは?とか訊かれるとメンドくさいので「ヴァン・モリソン」とか「岩本輝雄」とかテキトーに答えていたわけですが、これからは「lights」と断言することにしました。もしなんかの間違いで映画とかテレビドラマとか製作しなければならない羽目に陥ったら、主題歌(藁)にはlightsを起用します。その際には、タイアップとかでもめないように、レコード会社の担当各位におかれましては先を争って、俺様に製作依頼が舞い込む前にバンドと契約済ませとくよーに(もちろん本人の意向が最優先で)。あ、でもVシネは断るから。

lights lights lights lights lights lights

とゆうわけで、風力発電がマイブーム中のリーダーが、中国製の安物コンパクト謹製のピンボケ風車をアーティスト写真に採用するという酔狂な行為に及ばれた、空間系ギターロックバンド “lights”の出演イベントにお邪魔しました。

で、これが生音を聞く初めての機会だったわけですが、予想を遥かに上回る素晴らしさにビックラこいた次第。自ら名付けた冠の通り、あざやかに響くギターに導かれて疾走するバンドの音。印象的な曲。そして、リーダー曰く「やりやすくて、歌っていて気持ちよくてしょうがなかった」ということですが、その歌声は聴く側にも実に気持ちよく(録音ではボーカルが控えめに思えるのでかなり印象が違った)。本当に素敵なステージだったのです。

あ?てめえは音楽聞く耳なんて持っちゃいねえだろってか?その通り。あなた正しいある。だからlightsのライブに足を運んで、自分の耳で確かめるよろし。スケジュールはオフィシャルリーダーのブログで。あーちょっとそこ、試聴で済まそうとかしてんじゃねーよ。

lights lights lights lights lights lights lights lights

流れた、青い音。聞いていた、昔の曲。
並べた言葉で、いつかの夢を見た。
いつもの場所で、鳴り止まない音。
戻した声と、空に向けて…。

“up” - lights

DisclaimrBETA

ところで、なんでかれこれ1ヶ月近くも前のイベントのネタが今頃アップされるかというと、写真の出来が酷かったので、見栄えを誤魔化すための新たなレタッチメソッドの研究にいそしんでいたから。あ?ボカしただけじゃねえかって?うっせーばーか。

ちなみになんでこっちがソッコーでアップされてるかというと、ここでの研究成果を転用しているため。てゆうか同じハコなので同じようにgdgdな出来だったわけだよママン。ただしボンバイエのは殆どがバカチョンバッチ処理で済ませてるのに対して、ここに掲載しているのはすべて、手作りのぬくもりが伝わる家内制手工業。あ?伝わらねえって?うっせーばーか。

Category: 雑記
Posted 2007年03月02日 20:44

2006年12月29日

メイキングオブ とあるフットサルチームのエンブレム

某月某日。

某フットサルチームでユニフォームを作るので、エンブレムをデザインしやがれ、というリクエストが舞い込む。

要件は、チーム名がカモメーズ(仮名)なので、カモメの図柄とチーム名が入っていること。

ほお、それはまた大雑把な。
てことは、クライアント様はまだはっきりとしたイメージを固めてはいないっぽいわけだが、モノがモノだけに思い入れはある筈で、こちらの自由気ままで済ませられる筈はない。そうなると、もうちょっとイメージを具体化して欲しいので、まずは叩き台を提出してガンガン叩いてもらうとしよう。

まずはカモメの図柄ということで、Googleイメージでカモメの写真を探して、アウトラインをトレースする。
このとき重要なのは、検索ランキングの上位にあるものを使ってしまうと、元ネタがソッコーバレるので、検索結果の最初の数ページは、たとえよさげな写真があってもすっ飛ばすことだ。

で、エンブレムということは縁取りが必要になるわけだが。
しょせん叩き台なので、テキトーなのをパクって済ませることに。今回はなんとなく、LFPのをパクる。

あとは、チーム名が入るんだったっけか?
フォントはクライアント様に選んでもらえばいいので、取り敢えずごく普通の太ゴシック系フォントでテキトーに配置。入れるの忘れてませんよ、という意思表示だけ。

叩き台は着色しない。メンドーなのはもちろんだが、シンボルカラーとか聞いてないし。
間違ってシンボルカラーが青赤のチームに、緑色のデザインを提案しちゃった日にゃブチギレでしょ?

とゆう風にして出来上がった叩き台がこれ。

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Category: その他の蹴球, 雑記
Posted 2006年12月29日 20:51

2006年12月27日

空間系ギターロックバンド “lights”

空間系ギターロックバンド “lights” 空間系ギターロックバンド “lights” のアーティスト写真に、おいらの写真を採用いただきました。左に貼ってあるのがそれで、間もなくリリースされるCDのパッケージにも、同様のイメージのものが採用される予定だそうです。

元の写真はこちらに掲載しているもので、これは、三浦半島の南端近くにある、宮川公園の風車なのですが、オリジナルの寝惚けた写真(言い訳:たまたま通りかかって風車を見つけ、日没間際だったので慌てて撮ったの)が、シンプルな処理にも関わらず、オリジナルとは打って変わって、実にステキな画に仕上げられていて、撮影者は、そりゃもうビックラこいてたりするのでした。

発見いただいたlightsの和氣拓朗さんに感謝。

感じ入るところがあった輩は、(1)lightsのウェブサイトに移動し試聴などしまくる、(2)ライブのスケジュールをチェックする、(3)ライブ会場に出かけてCDを買い求める、という一連の行動を、すみやかに実行に移すように。

Category: いろんな風景, 雑記
Posted 2006年12月27日 22:11

2006年09月14日

+336+ ~ 携帯から送信されたメッセージを表示する鏡

+336+

復活したUber-Reviewの、Cool Concept: SMS Controlled Spy Mirrorと題された記事から。
さらにその元ネタはこちらだそうで、上のトリミングはそのパクリ。

「+336+」は携帯電話から送信されるSMSを受信することができます。
人がこの鏡に近づくと、鏡面に蛍光文字で、受信したメッセージが流れます。
http://www.radidesigners.com/3361.html

Uber-Reviewの中のひと曰く、「紙にメモを取っていた時代は過去のもの」というわけですが、そういう実用性はさて置いても、単純にカッチョいいなあ、これ。しかしこれは、残念ながら実際にある製品ではなく、在フランスの、ロベール・スタッドレー Robert Stadler さんによるコンセプトデザイン。技術的には可能な筈なので、誰か製品化キボンヌ。

Category: 雑記
Posted 2006年09月14日 19:14

2006年03月10日

トクシック・オーディオ Toxic Audio

地下鉄の駅でヒマ潰しに手にとったフリーペーパーに「Toxic Audio」という文字を見つけて激しくビックラこいた。
その記事によると、来日中で、しかも冠スポンサー付きの公演を、1ヶ月以上にわたって全国各地で行っていて、よりによって追加公演まで行われる盛況ぶりとか書いてある。なにそれ?
おいらの知ってるトクシック・オーディオといえば、2000年のサンラファエルでのアカペラ・サミットで最も強烈な印象を残したグループなんだが、そのトクシック・オーディオ?いや、だったらそれはもう素晴らしいグループなんだけど、しょせんドマイナーなコンテンポラリー・アカペラ・ミュージックですよ?
近年何人かのスキモノが、このカテゴリーのグループを招聘したりCDをリリースしたりしてきたけど、成功と呼べるような事例は皆無なわけで(マンハッタン・トランスファーとかテイク6とかの、厳密には別カテゴリーの皆さまは除く)。それどころか、インチキテレビ番組によって捏造された数年前のニワカブームのおかげで、いまどきのニッポンではアカペラというもののイメージ自体すこぶるよろしくない筈。
なにごとかと思って宣伝サイトを覗いてみたらば、オフブロードウェイ云々という謳い文句が踊っている。へ?オフブロードウェイでやってるの?ああ、なるほどこの言葉になら惹かれるひとは多いかも。ただし、「ミュージカルの最高峰!」は大嘘じゃん(間違いなく意図的な誤訳なんだが、The Village Voice誌の原文は「They mount musical Miracles」だそうで、ちなみに「音楽の奇跡を演じている」とかそんな感じ)。手にしたフリーペーパーには、「声だけ…と言うからアカペラかと思うけど、否。ヒューマンボイスパフォーマンスです」と、「アカペラなんかじゃありません!」と断言されていて、この国ではすっかり心象の悪いアカペラへの牽制もヌカリない。来日公演が好評なのは事実のようで、検索すると「感動すますた」と書かれたブログエントリーがわんさか出てくる(ご丁寧に、そこにも「アカペラじゃありません」とか書かれてたりして、洗脳は大成功の模様)。
いかんせん、近頃はアカペラ音楽とはすっかり疎遠だわ、地上波テレビもさっぱり見ないわで、まるで知らなかったのだけど、半年も前に一度来日して、テレビ出演するなど、結構なプロモーション活動が行われていたらしい。へえー。
ま、なんにせよこりゃ面白そうだ。ネットの評判を見る限り、彼らのステージが期待を裏切るものではないことに疑いの余地はないのだけど、果たして彼らがこの国でどのように受け止められているのかという点も興味深い。それに来日公演が間もなく終わろうとしている土壇場でのこの引き合わせは、行ってこいやという神様の思し召しに違いない。
てなことで、見物に出かけてみたのでありました。

公演の詳細はあちこちでとっくに書き尽くされてるので端折るわけだが、当たり前なのだろうけど、パフォーマンスのクオリティが凄まじく向上してるのには、まず驚かされた。サンラファエルでのワークショップを撮影したDVカムを、今回出かける前にあらためて見直していたのだけど、会場がドミニカン・カレッジの教室なので、さすがに音響面はよろしくないという点を差し引いても、当時の内容には難点が見受けられないわけではない。それでも、各自のソロをフィーチャーしたコミカルな「Sound Check」で幕を開けたステージはとても魅力的なものだったのだけど、今回オープニングを飾った(やはり各自のソロが次々と展開される)「Voices Carry」で、グループはさっそく、この5年あまりの間にその技術が格段に進歩したことをまざまざと示し、効果的なサウンドプロダクション(ステージセットと同様に、おそらく音響関連の予算も当時とは違っているんだろうな)を得たそのステージは、全編わずかのスキもない、実にプロフェッショナルなものとなっていた。
そして、ステージの進行に連れて確信したのは、オフブロードウェイやラスベガス、そして今回の日本への進出は、決してなんらかの妥協や迎合によって行われたものではないということ。そのステージは、あのときサンラファエルの聴衆を大いに沸かせたそれと基本は同じであり(実際レパートリーも多くが重複していた)、彼らのこれまでの成功は、あくまでそれに磨きをかけ続けてきた結果であって、決してなにかを捨て去ったり犠牲にしてきたのではないということだ。
一見奇抜で特異なものに思える彼らのスタイルは、実際は、バーバーショップのような伝統に、1990年代にもたらされた技術革新を取り入れた、アメリカ合衆国のアカペラ音楽の進化形のひとつであり(サンラファエルでのコンサートでステージに立ったグループのひとつに、ベテランのバーバーショップグループであるFredがあり、彼らとトクシック・オーディオを順に見る機会に恵まれたのは幸運だった)、それを、例えばSTOMPのような同時代のシアトリカル・プロダクションに影響を受けながら、また実際にフロリダのディズニーMGMスタジオのような、ニュートラルな客層が集う劇場を主な舞台にすることで発展させていったのが、トクシック・オーディオというグループだと考えられる。その彼らが、幅広い層に評価されているということは、過去15年以上に及ぶ、コンテンポラリー・アカペラにまつわる様々な展開が確実に実を結んでいるということなのだろうか。

喋りを徹底的に廃し、ルパン三世やウルトラマンのような曲を採りあげた今回の公演は、そのプロモーション手法にも見られるように、彼ら(とその招聘者)のターゲットが、本国同様にニュートラルな層であることを示しているが、与し易いマニアと違って、非常に気紛れで気難しい、しかもコンテンポラリー・アカペラに対して免疫がないか、場合によっては否定的でさえあるかもしれないこうした観客に対して効果的にアプローチすべく、ショーは実に入念に組み立てられており、それをしっかりと体現したグループも素晴らしいが、いかに日本人に受け止められやすいものにすべきか、グループとともにアイデアを出し合い、議論を重ねたのであろう日本側のスタッフも、実にプロフェッショナルな仕事をしてくれたようだ。驚いたことに、ショーの冒頭に登場し、終演後のロビーも賑わせていた、印象深い「マイク星人」は、なんと日本独自のアイデアだったらしい。

今回の来日公演は、顔見せ、様子伺いの側面が強いものであろうことは、例えばガイタレ公演の相場的には安く、当のオフブロードウェイよりも安く設定された公演料金からも伺える。従って、収支面はともかく、一定の評価が下されれば、再度の来日やCDやDVDのリリースなど、今後の展開も期待できるのだろう。
いかんせん、現在4タイトルがリリースされている彼らのCDは、いずれもその魅力を充分に伝えるものではなく、そもそも、全くの自主制作である最初の3つのリリースは、日本では気軽に入手することすらできない(来日公演にあわせて販売を行っていたショップもあったみたいだけど)。唯一一般流通で入手可能な「Word of Mouth」は、困ったことにAmazon.co.jpでは「Best Of」が冠されていて、グループとパブリッシャーのウェブサイトにも(控えめだが)確かにそのように書かれてはいるのだけど、実際は、「Chemistry」の収録トラック(それに「Captive Audience」から「Route 66」)に、新たな録音を混ぜ合わせた中途半端なものだ。「Chemistry」と、最初のセルフタイトルリリースはいずれも素晴らしいものなのだけど、それでも、ステージでの視覚的要素が大きな比重を占める彼らの魅力を充分に伝えてくれるわけではない。「Captive Audience」はライブ音源によってステージを再現しようとする試みだが、残念ながらそれは失敗に終わっていて、これは彼らのリリースの中で最も出来の悪いものになってしまっている。
やはり音だけでは、彼らの魅力はなかなか伝えきれないけれど、それでも国内盤がリリースされれば、CMやテレビ番組などでの楽曲の採用も考えられるようになる。もちろん、DVDなどの映像製品がリリースされるようならありがたい。

数年前のニワカアカペラブームがニワカのままで終わり、速やかに潰えたのは、その殆どが「プロフェッショナル」ではなかったからだいうのが大きな原因だったと思うのだけど、トクシック・オーディオというプロフェッショナルは、この国の状況をも変えることができるのだろか。まあ、「アカペラじゃありません」なんだけどさ。そして、ロッカペラのときもそうなんだけど、合衆国とは異なり、この類の音楽についての伝統は皆無といっていいこの国では、基本的にこの類はキワモノ扱いなわけで。本国での流れとは無関係にもて囃され、中途半端に消費されてしまう可能性は、またしても懸念されるんだけど。
さて、どうなることやら。


ホントにどーでもいい注釈

1980年代初頭のThe NylonsやThe Bobsの活動を契機とするコンテンポラリー・アカペラ音楽は、1990年代の10年間のうちに、ボイス・パーカッション(Vocal Percussion)技術の急速な発展によって、従来のこのカテゴリーのイメージを完全に覆す、真に「Voices Only」でありながら、器楽演奏を伴うものに勝るとも劣らない効果を生み出し得るものへと、革命的な進化を遂げた。この革命は、アメリカ合衆国の東西海岸を中心に展開され、やがて合衆国外を含む他の地域にも拡がっていくのだが、今日においてもその中心は合衆国である。
これは、ドゥーワップやバーバーショップといった、その礎となる音楽が、この国で誕生し独自に発展してきたものであるから、というのはもちろんなのだが、より具体的には、1990年以降にこれらの地域で取り組まれてきた、組織的、体系的な活動の成果によるところが大きい。その中心的役割を担ったのはCASAと呼ばれる団体で、これは1990年、当時タフツ大学の学生だったディーケ・シャロン Deke Sharon(後に、ボイス・パーカッション導入の先駆けであるThe House Jacksを生み出す)が創刊したThe Collegiate A Cappella Newsletterに端を発する。CASAはその創設以来、広範囲にわたる活動を積極的に繰り広げ、関係者の組織作りや演奏技術の啓蒙はもとより、Urban Harmony Movementのような社会活動も推進し、草の根レベルへの普及も図っていった。
一方、現在ではアマチュアグループの登竜門として定着したHarmony Sweepstakesを1986年にスタートさせたジョン・ニール John Nealは、1992年にアカペラ音楽専門のカタログ販売を行うPrimarily A Cappellaを創業。現在でも各グループの自主制作が大半を占める、このカテゴリーの製品流通に乗り出す。Primarilyはやがて、インターネットの普及に伴い、後にここから独立したドン・グッディング Don Gooding のa-cappella.com(旧称はMainely A Cappella)とともに、国内のみならず全世界にアカペラ音楽を紹介する拠点になっていく。
こうした中、1993年にカリフォルニアで始めて開催されたのが、アカペラ・サミット A Cappella Summit である。多彩なワークショップとコンサートで構成されるこのイベントは、多くの関係者が一同に介する機会となり、やがて毎年、東西海岸でそれぞれ開催されるようになる(ただし西海岸での開催は2004年が最後になっており、少なくとも2005年と2006年は東海岸のみの模様)。
西海岸サミットの開催地は、サンフランシスコから北に車で1時間弱のところにある、サンフランシスコ湾沿いのサンラファエルという、フランク・ロイド・ライトの最後の設計となったマリン郡庁舎が、おそらく唯一の観光資源という静かで美しい町。晩秋の2日間にわたって開催された2000年のサミットで、その年のHarmony Sweepstakesの優勝者としてコンサートとワークショップに出演したのがトクシック・オーディオで、当時はまだあまり知られていなかったこのグループは、まずはコンサートで他の出演者を圧倒する喝采を浴び、翌日のワークショップも大盛況となっていた(ちなみにこの年のサミットには、日本からの団体ツアーも組まれてたりした)。

Category: 雑記
Posted 2006年03月10日 22:57

2006年01月31日

深海大気潜水服「JIM」

船の科学館の玄関先で来場者に睨みを利かせる、深海大気潜水服の「JIM」 レトロな工業デザインに惹かれる今日この頃、皆様いかがお過ごしでしょうか。
このときに、中のマネキンさんの表情があまりにもコワスだったのでついつい写真に収めてしまった深海大気潜水服「JIM」。そういや、なんでJIMなんだ?と気になったので調べてみたら結構面白かったのだけど、あいにくまとまった日本語ドキュメントが見当たらなかったのでメモメモ。

ちなみに、船の科学館のJIMの銘板に書かれてるのは以下の通り。

イギリスのオーシャニアリング社が開発した宇宙服を思わせる潜水服JIMは、オペレータを地上と同じ1気圧の状態のままで深海に懸垂沈降させるというユニークなものです。これまで北極海の氷山の下での困難な作業、340mの深度での建設および補修作業など、高性能のマニピュレータを駆使して、数々の実績を残しています。

JIMは、大気圧を保ったまま深海での作業を可能にする、ADS(Atmospheric Diving Suit=大気圧潜水服)と呼ばれるもののひとつ。
JIMの原型は、英国人ジョセフ・ペレス Joseph Peress が1920~30年代にかけて開発していた、トリトニア Tritonia と呼ばれる潜水服なのだけど、これは充分な商業的関心を集めることができず(いかんせん当時は、それほどの深海に潜る需要が殆ど無かった)、その後30年近くも忘れ去られてしまう。1960年代に油田の探索競争が激化すると、より深い海中でよりスムーズに作業を行えるADSが遂に注目され、英国のUnderwater and Marine Equipment Ltd.(UMEL)は、別分野で成功を収め80歳になっていたペレスを説得。グラスゴーでゴミの山に埋もれていたトリトニアを見つけ出し、その改良型の開発に取り掛かった。こうして完成したUMELのADSがJIMである。JIMという名前は、かつてペレスの助手で、トリトニアの最初のダイバーとなったジム・ジャレット Jim Jarrett に因んで名付けられた。
後に、JIMに関する諸権利はOceaneering International Inc.に売却される。船の科学館の銘板に「オーシャニアリング社が開発した~」とあるのはこのため。

以上の参考ドキュメント

ADSやJIMという名称は知らなくても、この潜水服には見覚えのあるひとも多いと思う。最近では、2001年に海洋堂が発売した、「深海探査服」と名付けられたフィギュア(元々はダイドー「MIU」の、販促用ボトルキャップ「深海生物フィギュアコレクション ~ The Deep Sea Odyssey」のひとつとして作られた)のモデルがこれだし、ガジェット好きの007シリーズは、1982年の「ユア・アイズ・オンリー」にJIMを登場させている(参考:James Bond Multimedia - For Your Eyes Only gadgets)。

さて、JIMについて調べていてなにが面白かったかというと、なんといってもレトロなデザインの元祖モビルスーツの数々なわけで。この手のものを蒐集しまくっていたDiving Heritageというサイトがあったのだけど、残念なことに2005年の夏頃にサイトを閉鎖してしまったらしい。そうなると、ここはやはりWayback Machineの腕の見せどころなわけで。さっそくウェイバックしてみると、ぁゃしぃ写真がキタキタ。

Mystery helmetsに掲載されていた謎の写真

Mystery helmetsに掲載されていた謎の写真。

1924年頃のペレスのデザイン

1924年頃のペレスのデザイン。

1882年頃のカルマニョール兄弟 Alphonse and Theodore Carmagnolle のデザイン

1882年頃のカルマニョール兄弟 Alphonse and Theodore Carmagnolle のデザイン。

他にもあれこれステキな画像が満載なわけで。
以下あたりから辿っていくと幸せになれます多分。

Category: 雑記
Posted 2006年01月31日 23:32

2006年01月27日

ソニー XYZ77

正月明けに近所のカーショップに寄ったら、カーナビのコーナーに「カーナビで家庭円満」と書かれたポップが飾られていて、そりゃあもっともだ、ということでカーナビを購入することになりますた。いや実はこれは、天皇杯での愛媛遠征の副産物で、それまでは「カーナビなんて要らねえ」とウソぶいていたわけですが、そのとき借りたレンタカーに付いていたカーナビ(楽ナビのOEM)が思いがけず楽しかったので、ああこれいいじゃん、と。

で昨日、以前からの噂通り、ソニーが不採算部門の整理の一環として、カーエレクトロニクス事業からの事実上の撤退を発表したわけですが、消え去る製品に手を出したがる癖のある我が家が購入したのは、案の定ソニーのカーナビ。しかも、直近のものではなくひと世代前の、XYZ77というモデル。
かなりあれこれ調べまわった挙句に選定の基準としたのは、本体をまるまる持ち運べ(盗難防止のため)、自宅に持ち帰ってもルートシミュレーションなどが可能で、オンダッシュで取り付け可能(純正オーディオを撤去してDINスペースを用意するのが面倒)というあたりで。ここまで絞っちゃうと、殆ど選択の余地はなくあっさり決定。しかも旧モデルな上に撤退の件もあり、取り扱い店も少なくなっていたので、店頭在庫のあったところでほぼ即決。

ソニーのXYZシリーズの最大の特徴は、USBでPCに繋げていろいろといじくれるところなのですが、これ実際にやってみるとかなり楽しい。

ナビとしての性能は、自車位置の精度とかはトップメーカーに比べて劣るというのは端から織り込み済みなわけで。あとは相性だろうなあと思ってたのですが、今のところ、こいつの引くルートはかなり自分好み。以前に迷ったことのある某駅前の細街路に突っ込んでいって、ちゃんと脱出するルートを引いているのを見たときには感動すますた。

不思議なところもちらほら。
ハードディスクはext3とFAT32のふたつのパーティションで構成されていて(OSはもちろんLinux)、PC接続時には、FAT32パーティションはUSBマスストレージとして認識されるのですが、FAT32にあるのは地図データと動画データ。音楽データはext3側なので、簡単にファイルを直接操作することができない。地図と音楽は逆でいいやん(さもなければ単一のext3パーティションでいいような気がするんだが)。

てなことで、しばらくはこいつで遊んでます。

Category: 雑記
Posted 2006年01月27日 22:28

2005年10月20日

GRデジタルとかR3とか

リコーのGRデジタルが明日発売なんだそうで。カメラメーカーとしてのリコーを語る上で欠かすことができないのが銀塩コンパクトのGRシリーズであり、銀塩撤退後デジカメのリリースに注力するようになってからは、デジカメ版GRの登場が永らく期待されてきたわけだけど、いまどきの小型コンパクトのハイエンド系スペックに、レンズはいまどき単焦点の28mmという、以前から予想(期待?)されていた通りの仕様でようやく登場。オフィシャルや各所に掲載されている撮影画像はいずれも素敵な感じで、Rシリーズと比較するとやはりレンズの違いが顕著なのかなと思ってみたり。
とはいえ、単焦点の28mmという仕様は基本的には用途限定のサブ機のものであって、おいらのようにコンパクト一台で済ませちまおうという怠け者にはおいそれと手が出るものではないわけだけど。一方R1の真正の後継となるR3なる機種も、間もなく発売なんだそうで。R2を含むこれまでの派生モデルは全て、画素数や液晶のスペック向上のみを施したマイナーチェンジだったわけだけど、R3では根本の仕様がザクっと変更。これまでより小さくなった筐体に28mm~200mmの7.1倍ズームを積んどきながら、収納時にはこれまで通りレンズが完全に筐体内に収まるという無茶な造り。流行りの手ブレ補正なんてものにも色気を出しちゃった一方で、おそらくはダブルリトラクティングなんてものに場所を取られるようになった都合で、Rシリーズの利点のひとつであった単三電池の使用が不可に。
R1の常用者としてはGRデジタルよりもこちらのほうが気になるのだけど、ところがオフィシャルに掲載されているサンプル画像がの出来栄えがかなりアレで。リコーのサンプル画像はいつもなんだかなあという具合のものばかりなのだけど、これはなんだかRシリーズのダメなところの見本市の様相。
いずれ実機が市場に出ればあちらこちらで撮影画像が拝めるようになるだろうから、そこまで評価は置いとくとして、やはりしばらくはR1を使い倒すことになるのでしょうね、ママン。

Category: 雑記
Posted 2005年10月20日 19:51

2005年08月16日

iAUDIO M3 for ガスサポ

iAUDIO M3 ハードディスクオーディオプレイヤーは多々あれど、ガスサポならやはりこれ。兄さんの、ヨドバシカメラ限定カラーの青と赤を、両方まとめて大人買い。

Category: FC東京, 雑記
Posted 2005年08月16日 13:08

2005年07月31日

Magic Evoked Fifteen Years Ago

"The magic I evoked fifteen years ago means that Harry has powerful protection while he can still call this house 'home'. However miserable he has been here, however unwelcome, however badly treated, you have at least, grudgingly, allowed him houseroom. This magic will cease to operate the moment that Harry turns seventeen; in other words, at the moment he becomes a man. I ask only this: that you allow Harry to return, once more, to this house, before his seventeenth birthday, which will ensure that the protection continues until that time."

Albus Dumbledore

Category: 雑記
Posted 2005年07月31日 22:57

2005年03月03日

スポンジボブ誕生秘話 Spongebob Exposed

以下はSpongeBob Exposed ~ The Insider's Guide to SpongeBob SquarePantsの巻頭に掲載されている「The Man Behind The Nautical Nonsense」の翻訳。この本は、そのタイトル通り、スポンジボブ誕生の経緯から、裏話、(出版時点までの)全エピソードの紹介、登場キャラクター&声優さん名鑑などなど、結構な量の情報を取り揃えた一冊で、以下に訳出の文章には、初期のスポンジボブに関する様々なスケッチ画も添えられてます。

The Man Behind The Nautical Nonsense

スポンジボブとその仲間たちが初めてお披露目されたのは1999年5月1日、第12回キッズ・チョイス・アワード(※1)でのことでした。番組は1999年7月17日に、ニコロデオンで本格的に放送が開始されます。さて、スポンジボブはそもそもどのようにして誕生したのでしょう?全ては、スポンジボブの生みの親であるステファン・ヒーレンバーグ(※2)Stephen Hillenburg から始まります。彼じゃないとすると…いや、そんなことを考えるのはよしましょう!

スティーブはカリフォルニア州アナハイムで育ちました。子供の頃のお気に入りは、ドライブとシュノーケリング、そして絵を描くことでした。ローレル&ハーディ Stan Laurel & Oliver Hardy主演の、昔のコメディ映画を好んで見ていた彼は、偉大なフランスの海底探検家ジャック・クストー Jacques Cousteauについての、テレビの特別番組を見るのも大好きでした。
カリフォルニアの州立フンボルト大学 Humboldt State Collegeを卒業した彼は、南カリフォルニアのダナ・ポイントにある、オレンジ郡海洋研究所 The Orange County Marine Institute(現在はThe Ocean Instituteと呼ばれています)で、子供たちに海洋科学を教えていました。彼が、潮溜りに生息する様々な生物のコミックブックを描いていたのはここでのことです。その絵の中には、後のスポンジボブのキャラクターに似ているものさえあるのです!
3年間の教育活動の後、スティーブは自分が本当にやりたい仕事は絵を描くことだと決意、ウォルト・ディズニーによって創立された、カリフォルニア芸術大学にある実験アニメーション学科の修士課程に再入学します。彼の初めてのアニメーションの仕事は、ニコロデオンの「ロッコーのモダンライフ」というアニメでした。ほどなくスティーブは、「ロッコー」の番組に関わる全ての人たちを監督するクリエイティブディレクターになりました。脚本家やアーティスト、俳優といった人たちと共に、番組が最良のものになるよう努めたのです。スティーブは、クレイジーな海底の生き物たちを取り上げたパートをウリにしたエピソードを創作しています。ある日スティーブは、脚本家のマーティン・オルセン Martin Olsen に、自分が以前に描いた潮溜まりのコミックブックを見せたところ、彼はこう言ったのです。「マジかよ?お前の出番じゃないか」

ほどなくスティーブは、海綿動物のアニメキャラクターを夢想するようになっていました。彼はスポンジの形をしたキャラクターを描き、それは大変おかしく思えました。なにかが閃きました。スティーブは海底に住む、あらゆる風変わりな動物たちについての番組を創作することを決意します。彼は思いました、海綿動物は完璧なヒーローになるだろうと!彼が思いついた主人公は、海底に住む無邪気で間の抜けた男の子でした。それは完璧な組み合わせでした。海洋生物学についての彼の知識と、アニメーションと芸術に対するその愛情を、このプロジェクトは結びつけたのです!

スティーブは、同僚のアーティストであるデレク・ドライモン Derek Drymon とニック・ジェニングス Nick Jennings と共に、ショーのアイデアに取り組み、発展させていきました。やがて準備は整い、彼らはスポンジボブのアイデアをニコロデオンにプレゼンします。彼らは水槽、キャラクターの模型、そして大量のスケッチを携えてやってきました。そしてスティーブは、ウクレレを奏で、声を演じ、音響効果を作り出し、そして歌いました!ハワイ風のシャツに身を包んだ彼は、スポンジボブの主題歌を奏でるテープレコーダーを、ホラ貝の中に仕込んでいました。ニコロデオンが興奮して椅子から飛び上がるよう、彼は万全を期したかったのです。ニコロデオンの役員たちはこのプレゼンに惚れ込みました。彼らは笑い過ぎてクタクタになり、休憩をとらなければならなりませんでした。そしていよいよプレゼンが終了したとき、ニコロデオンは、自分たちが特別な番組を手に入れたことを知ったのです。その日、ニコロデオンはスポンジボブに「イエス!」を告げました。
難しい話はこれくらいにして、キャラクターたち、そしてビキニ・ボトムに息吹を吹き込んでいる、素晴らしいキャストに会いに行きましょう!

スティーブン・バンクス Steven Banks
裸のスポンジボブ SpongeBob Exposed (2004) より

訳注

  1. このとき公開されたのは、Help Wanted、Reef Blowers、Tea at the Treedomeの3作品。SpongeBob Exposedのエピソードガイドは、これらをエピソード1としているのだけど、ファンサイト等では、本放送の順番に倣ってエピソード2としている場合もあり。
  2. カタカナ化にあたって混乱必死の名前。特に「Stephen」は一般的にはスティーブン(とかスティーヴン)だし、この文章でも、ここでフルネームが登場する以外は、「Steve」という愛称が使われているのだけれど、ニック・ジャパンが「ステファン・ヒーレンバーグ」と記載しているので。

なお、こちらにあるインタビューでも、Stephen Hillenburgさんはスポンジボブ誕生の経緯に触れておられまする。

追記@05/02/2005

The Complete 1st Season DVDのディスク3に収録されている特典映像のひとつに、「The Origin of SpongeBob SquarePants」という、Stephen Hillenburgへのインタビューを中心に、スポンジボブ誕生の経緯を綴った映像があった。

Category: 雑記
Posted 2005年03月03日 20:13

2005年01月28日

ハウルの動く城 in 品川プリンスシネマ(powered by アトレの駐車場)

Yahoo!がブログを始めたというので、さっそく作ってみたんですよ、ブログ。
そしたらなんかデザインが最悪なんです。
で、デザインを変更しようと思ったら、出来合いの背景と基調色を選ぶだけなんです。
もうね、アホかと。馬鹿かと。
お前らな、ろくにデザインも変えられないのに、ブログ参入とか言ってんじゃねーよ、ボケが。
背景と基調色だけだよ、背景と基調色。
なんか傑作ボタンとかあるし。カテゴリーは書庫かよ。わかりづれーな。
1つの記事に複数枚の画像を掲載可能、とか自慢してんの。もう見てらんない。
お前らな、ジオログはどーすんだと。
ブログってのはな、自由にカスタマイズできるべきなんだよ。
テンプレート書き損じて、いつ見てくれが滅茶苦茶になってもおかしくない、
刺すか刺されるか、そんな雰囲気がいいんじゃねーか。女子供は、すっこんでろ。
で、やっとエントリーを書こうと思ったら、Wiki文法使用、とか書いてるんです。
そこでまたぶち切れですよ。
あのな、Wikiなんてきょうび流行んねーんだよ。ボケが。
得意げな顔して何が、Wiki文法、だ。
お前は本当にWikiを書かせたいのかと問いたい。問い詰めたい。小1時間問い詰めたい。
お前、Wikiって言いたいだけちゃうんかと。
ブログ通の俺から言わせてもらえば今、ブログ通の間での最新流行はやっぱり、
Blogger、これだね。
Bloggerにジオシティーズ。これが通のやり方。
Bloggerってのはテンプレートをカンペキにカスタマイズできて、FTP接続さえできりゃどこのサーバでも使える。そん代わり機能は少なめ。これ。
で、それにジオシティーズ(無料版)。これ最強。
しかしこれをやると誰からもトラックバックされないという危険も伴う、諸刃の剣。
素人にはお薦め出来ない。
まあお前らは、はてなでもやってなさいってこった。

☆☆☆

なんだか吉野家の牛丼を無性に食べたくなることがあるように、吉野家コピペを無性に書いてみたくなることがあるわけで(ありませんか、そうですか…)。

Category: 雑記
Posted 2005年01月28日 00:14

2005年01月26日

Darkness cannot drive out darkness

The ultimate weakness of violence is that it is a descending spiral, begetting the very thing it seeks to destroy. Instead of diminishing evil, it multiplies it.

暴力の致命的な欠点は、それが悪循環であるという点だ。暴力は、自らが破壊しようとしている対象、それ自体を生じさせる。悪を弱めるどころか、拡大させるのである。

Through violence you may murder the liar, but you cannot murder the lie nor establish truth.

暴力によって、嘘をつく者を殺すことはできるかもしれない。しかし嘘そのものを殺したり、真実を打ち立てたりはできない。

Through violence you may murder the hater, but you do not murder hate. In fact, violence merely increases hate.

暴力によって、憎しみを抱く者を殺すことはできるかもしれない。しかし憎しみそのものを殺せはしない。それどころか、暴力は憎しみを増幅させるだけなのである。

Returning violence for violence multiplies violence, adding deeper darkness to a night already devoid of stars.

暴力に暴力で返すことによって暴力は拡大し、星のない夜に、さらに深い闇を加える。

Darkness cannot drive out darkness -- only light can do that.

闇は闇を退けることはできない。光のみがそれを為し得る。

Hate cannot drive out hate -- only love can do that.

憎しみは憎しみを退けることはできない。愛のみがそれを為し得る。

Hate multiplies hate, violence multiplies violence, and toughness multiplies toughness in a descending spiral of destruction.

破壊を繰り返す悪循環の中で、憎しみは憎しみを拡げ、暴力は暴力を拡げ、そして冷酷さは冷酷さを拡げていく。

The chain reaction of evil -- hate begetting hate, wars producing more wars -- must be broken, or we shall be plunged into the dark abyss of annihilation.

悪の連鎖反応、すなわち憎しみが生み出す憎しみや、戦争が作り出すさらなる戦争は、終わりにしなければならない。さもなければ我々は、絶滅という暗い奈落の底に向かって、突き進むことになるだろう。

マーティン・ルーサー・キング牧師 Rev. Martin Luther King, Jr.
愛するちから Strength to Love (1963) より

深い闇に閉ざされ、人々は、地下に設置されたジェネレータが生み出す、わずかな光だけを頼りに暮らしているという、謎めいた都市を舞台にしたエンバー ~ 失われた光の物語という児童書があって、その続編、The People of Sparksの頭書に、このキング牧師の言葉が掲げられている。実際に引用されているのは「Darkness cannot drive out darkness」から「in a descending spiral of destruction」までなのだけど、実はその後に続く「dark abyss of annihilation」こそが、都市エンバーを想起させるフレーズだったりするわけですね。

いや、児童書を紹介したいわけではもちろんなく、たまたま手にしたこの本で、このキング牧師の言葉を眺めてたら、某ウンコ企画と、それに乗せられたガキンチョのおかげで、むなくそ悪い物議を醸しだしてる連中の話題を思い出し、ちょいと翻訳してみたくなったのでありました(ピンとこないヒトにはワケワカメのエントリーでスマソ)

スタンフォード大学にThe Martin Luther King, Jr. Papers Projectというプロジェクトがあり、こちらのページに、キング牧師の説教等の中から、かなりの量のテキストと音声データがまとめられてます。よく知られた「私には夢がある I Have A Dream」のテキストには、日本語訳も添えられているなど、とても充実した内容の、素晴らしいプロジェクトであります。

Category: 雑記
Posted 2005年01月26日 18:26

2005年01月12日

ドラゴノロジー DRAGONOLOGY

かれこれ10年以上も前なのだけど、バンクーバーの本屋でGriffin & Sabineという本を見つけて大層ビックラこいた。日本語訳が出版されていたのでご存知のかたも多いと思うのだけど、この本はふたりの人物が交わしたとされる往復書簡を読み進んでいくという体裁なのだけど、それぞれのページはその書簡が記された絵葉書やら便箋やら封筒やらをリアルに再現したツクリになっていて、実際に封筒が貼り付けられていて、それを「開封」して読むというようなページまであって、その凝りに凝った装丁に、純粋にビックラこいたわけです。

北米の出版物にはしばしば、日本ではお目にかかれないような凝った装丁の本を見かける(一方日本ではこうしたツクリの書籍はあり得ないと思っていたので、この本の日本語訳が出版されたのにはさらにビックラこいた。まあ、この版元はしばしばそういう無茶を仕出かしてくれるわけだけど)。

ドラゴノロジー DRAGONOLOGY で、なんのハナシかと言うと、またそうした類のステキな本に出くわしましたというハナシ。

Dragonologyという題名は「博龍学」という感じかしら。ドラゴンが実在する「もうひとつの世界」の書物という体裁で、世界のドラゴンの解説に始まり、その乗りこなし方や観察方法などなど、ドラゴンにまつまる基礎知識をとりまとめたという感じの内容なのだけど、やはりその装丁が凝っている。ドラゴンの皮膚やら魔法の「ドラゴンダスト」やらの見本なるものが仰々しく貼り付けてあったり、ドラゴンの目の位置などにガラス球がはめ込んであったり。美しく想像を狩り立てる絵と相俟って、とてもステキな本に仕上がっているのであります。

ドラゴノロジー DRAGONOLOGY ドラゴノロジー DRAGONOLOGY

Category: 雑記
Posted 2005年01月12日 21:11

2005年01月07日

竹細工の篭

竹細工の篭 2004年末のある日、アド街ック天国の特集につられて築地に行って参りました。
お目当てのひとつは、番組で紹介されていた竹細工の篭で、ニョーボが買い物用に使うということで買い求めたわけですが、こやつがなかなかスポーツ観戦にも適しているということに気付き、最近そっち方面で活躍中。

Category: 雑記
Posted 2005年01月07日 23:47

2004年11月08日

アルザック・ラプソディ Arzak Rhapsody

映画ベルヴィル・ランデブーに興味を惹かれたところで、久方ぶりにBDのネ申であらせられるメビウス Moebius 様のお名前をネットで検索してみたら、エライことになってた。
以前にメビウス様関連の情報を熱心に漁っていたのは、2000年にサンフランシスコのメトレオンに詣でた頃で、その頃は日本語の情報なんてろくすっぽ無く、メトレオンが開館したにも関わらず英語の情報も限られ、米国版も次々と絶版の憂き目にあっていて、本国以外ではメビウス様の情報にはほとほと困窮していた頃であった。
ところがどっこい、時代はすっかり変わった。
まさかこちらのような、メビウスオタ垂涎のブログが開設されてようとは。そしてトラバやらコメントやらを寄せているメビウスオタがこんなにいるとは。ブログ恐るべし。

そしてさらに恐るべきことにネ申の代表作「アルザック」が、ネ申ご自身の手でアニメーション化されていて、あろうことか日本でもアルザック・ラプソディというタイトルでDVDがリリースされちまったらしい。この商売の神をも恐れぬ荒業を成し遂げたのは、コロムビアミュージックエンタテインメント様である。コロムビア様の2004年10月の新作DVDリリースが、アルザックとぼくのプレミアライフ(サカオタ必読の小説「Fever Pitch」の映画化)だっつうんだからなに考えてんだか素晴らし過ぎる。

Category: 雑記
Posted 2004年11月08日 19:02

ベルヴィル・ランデブー Les Triplettes de Belleville

ベルヴィル・ランデブー Les Triplettes de Belleville ベルヴィル・ランデブー Les Triplettes de Belleville

フランスは、コミック(comic stripの仏語訳であるbande dessinéeの頭文字を採ってBD(ベーデーあるいはベデ)と通称される)の分野では素晴らしい歴史を誇り、数々の傑作を生み出し、日本のコミック/アニメにも多大な影響を与えているのはご承知の通りなのだが、コミックとアニメが二人三脚で発展してきた日本の状況と比較すると不思議なことに、アニメーションについてはあまりめぼしい実績がない。
で、ところが、なにやらよさげなフランス製のアニメーション映画が日本公開されちゃうらしい。兎にも角にも、絵柄がBD好きには堪らん。貼り付けてある画像のひとつめは物語の舞台である大都市ベルヴィルの街並みのようだが、本屋でみかけたら即買いの絵柄である。そして、ふたつめの画像は、誰あろうジャンゴ・ラインハルト様なわけで、まあそういうわけだから音楽的にも興味津々。映画についてはこちらにあれこれまとめられています。12/18公開つうことで、それまで予告編の映像を見て、勝手に盛り上がっときますか。

各国のプロモーションサイト

ステキな主題歌のビデオクリップ

Category: 雑記
Posted 2004年11月08日 17:37

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