2005年10月26日
Saudade - Luar Na Lubre
ア・コルーニャの伝統音楽グループ、ルアル・ナ・ルブレ Lubre Na Lubre の最新リリースが本日発売。タイトルは「Saudade」。そう、サウダーヂです。ポルトガル語です。
このへんにも書いていたように、前作「Hai un paraiso」(本国でのリリースから1年半近く経った今年の6月になって、約束の地というかなり強引な邦題で、新星堂オーマガトキから発売されますた)以上にポルトガル風味が濃厚になることは予想されていたわけですが。
- タイトルを見た感想 ~ もうど真ん中直球やん。
- パッケージ画像を見た感想 ~ ダサっ。
- サンプル音源を聞いた感想 ~ もはやケルトちゃうやん。
パッケージはさておき、タイトルとサンプル音源からは、前作の「O Meu País | わたしの国」とか「Memoria da noite | 悲しみの記憶」あたりの、ラテンな哀愁風味がお好みの向きには堪らん内容であることが予想されます。
このリリースに合わせて、オフィシャルサイトも本日リニューアル。
「Saudade」のサンプル音源は、こちらのページのふたつのリンクが、「Desterro」と「Domingo Ferreiro」の、それぞれ1分のバージョンのもの。また、発売元のワーナーミュージック・スペインには「Domingo Ferreiro」のフルバージョンがあります(こちらには、Un bosque de Músicaの映像から抜粋した「Hai un paraiso | 天国があるさ」のビデオもあります)。お試しあれ。
現時点では「Saudade」は、Amazon.co.jpは当然ながら、欧州の各Amazonはおろかfnac.esにさえ未だ掲載されておらず。辛抱堪らんのでグループ公認の通販サイトLaTiendaCelta.comで注文。初めてのスペイン語deオンラインショッピングだよ、どきどき。
海外通販は送料が高いのがネックなのだけど、ここはヨーロッパとアメリカ以外の地域は、1回の注文につき個数とかサイズに関係なく€30らしい。高さ80cmの小型ハープ(€750)でも送料は€30と表示されるので、これが本当にこの送料で日本に送られてくるのか注文してみたろうかと思ったけど、さすがにそれは思い止まり。日本では入手困難なグループの旧譜と、青いエスピラル(ケルトの渦巻き模様)を象った銀細工のペンダントを注文。さて、無事に届くのやら。
Category: ガリシアのお勉強
Posted 2005年10月26日 23:27
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コメント
重箱の隅をつつくようで申し訳ないのですが...
ルアルの公式サイトにある解説をみてみると、このアルバムのコンセプトは「かつてイベリア半島で禁じられていたガリシア人としてのアイデンティティや尊厳を、アメリカ大陸から構築し来たった数多の移民や亡命ガリシア人に対するオマージュ」といったところ。なので、私見では、このアルバムタイトル「Saudade」はポルトガル語の「サウダージ」というよりは、ガリシア語の「サウダーデ」と解したほうがという気もするのですがいかがでしょう。
ちなみにこのアルバム、公開されたクリップ以外はまだ聴いていませんが(...どうも "música celta" はあまり得意じゃないもんで)、ヌエバ・トロバの大御所パブロ・ミラネスやミシュテカのディアスポラ歌手リラ・ダウンズなどがクレジットされているようで、興味津々です。「チェ(ゲバラ)に捧げるパンデイラダ」なんて曲も結構クセモノですね。
そういえばルアルは前々作(でしたっけ?"Espiral")でビクトル・ハラの「平和に生きる権利」を取り上げていましたし、このような「社会派」なコンセプトは結構惹かれます。
Posted by aturuxeiroさん at 2006/01/12 20:33
え、Música Celtaが苦手なガイテイロさん?
さて、この記事はCDの発表時点で、題名とブックレットの表紙画像と試聴曲の印象だけで書いたもので、その後のエントリーにちょこっと書いてますが、届いたCDを実際に見て聴いて勘違いに気付いたりしてます。いかんせん、Sara Vidalの加入と、その直後のコンサートツアーがリスボンから開始という流れがあって、このタイトルなので早合点しやがってるわけで、なおかつガリシア/スペイン語をろくに解さないので、ドキュメントとか読んじゃいないというテイタラクなのですね。
まあ、このときの感想はこの通りなので訂正もせず。一方購入後の感想はろくすっぽ書いておらず。いや、実はそもそもケルト音楽は苦手だったのが、ルアル・ナ・ルブレの前作(いまどき風の要素を持ち込んだタイトル曲やUah Lúaあたりと、なによりイグナシオ・ビラルのDVD)にやられたニワカなので、今回のものの風味は正直苦手だったりするという。
多分他にも嘘八百が潜んでいるので、容赦なくご指摘ください。
Posted by ucbさん at 2006/01/12 21:44
そうなんです。こう言うとたいてい「?」てな顔されること多いんですが、同じガリシア音楽でも "Música folc/tradicional" 志向なもので...
そういえば、「コルーニャへの道」のサイトでCRTVGについて触れられていましたが、Radio Galega が運営している「Son Galicia Radio」というインターネットラジオはご存知でしょうか。
http://www.crtvg.es/asfroot/son.asx
24時間ひたすらガリシア音楽が流れ続けるので、シゴトのお供に重宝しています。
Posted by aturuxeiroさん at 2006/01/13 00:59
ああ、そんなとこまで見ていただいてるんすね。
あそこでは、(アコルーニャで行われた)サッカー試合の中継放送がTVGで予定されていて、ネット中継があるので現地に行けない連中はそっちを見ろ、ということで、やたらとTVGについて言及しているのでした。
さて、ジオシティーズを塩漬けにして以来久しぶりにcrtvg.esをしげしげと眺めてみたわけですが、当時は無かったSon Galicia Radioとか、Radio Galega Músicaとかが増えてるわけですね。もはやイベリア半島もすっかりブロードバンド・エラかい。
あ、これいいですね。これから愛用します。多分しばらくは「Música」のほうに聴き浸っている予感。って、そっちはポップスじゃねえか、というツッコミはナシの方向で。
Posted by ucbさん at 2006/01/13 02:32