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2004年12月31日

サンティアゴ巡礼へ行こう! ~ 歩いて楽しむスペイン

カミーノ・デ・サンティアゴに関する出版物は多数あれど、その殆どは精神的側面を重んじた、読んでてしんどくなるような類ばかりなわけですが、先月出版された、中谷光月子さんのサンティアゴ巡礼へ行こう! ~ 歩いて楽しむスペインは、「もっと気軽に巡礼を始めてみませんか?巡礼の形は、人それぞれ。固定観念にとらわれず、さぁ、出発しよう」と呼びかける、従来のこの類のイメージを覆すもので、カミーノが地上波のバラエティ番組で紹介されたりする昨今、このような本が出版されちゃうということは、カミーノの旅というものがニッポン人にも一般的なものになりつつあるということなのかしら。

この本は、なによりCamino Francésの実践的なガイドブックであるわけですが、旅行会社のスタッフとして何度もその地域を訪れ、自身でもカミーノを踏破し、スペインとフランスに留学の経験を持つという著者は、この本のあちらこちらに、その周辺地域に関するありとあらゆる種類の雑学を散りばめていて、その内容の豊富さと正確さ(たまに細かい間違いもあるようですが)には、それまでそうしたことを書いてくれてる本がさっぱり無かっただけに、びっくらこかされます。

いかんせん巡礼というものを神聖視する向きが怒り出しそうな箇所もあったりするわけで、そうしたかたには避けておいていただきたいわけですが、そうではなく、カミーノを旅してみようかと思ってるひとは他のあらゆる本を差し置いて読んでください。そしてCamino Francésの周辺地域にただならぬ興味を抱くニッポン人には、この書籍の登場自体が奇跡ですよ。

Category: ガリシアのお勉強
Posted 2004年12月31日 17:21

シャコベオくん

シャコベオくん なんだかんだで結構気に入ってて、あちこちで使ってるこのキャラクターは、サンティアゴの聖年を祝うXACOBEOのマスコットをちょっぴり改造したものなわけで。
で、そのキャラクター、名前はどうなってるんだろうと思っていたのだけど、中谷光月子さんのサンティアゴ巡礼へ行こう! ~ 歩いて楽しむスペインによると、やはり正式名称はないのだけど、シャコベオくんと呼ばれてるらすい。いや、実はおいらも当初は、XACOBEOのマスコットだからと、安直にシャコベオくんと呼んでたわけだが、考えてみればこのキャラはヤコブ(XACOBEOはガリシア語で「ヤコブの~」)ではなく巡礼者なわけで、以来ピルグリムくんと呼んでいたのだが、どうやら安直で良かったらしい(´ー`;)

シャコベオくんの初登場は1993年。ちゃんとした名前も与えられず、それ一発で消え去るかと思われていたら、99年にはシャコベオくんに口紅を塗ってマスカラを付けたシャコベアちゃんまで登場。
中谷さんの本によると、バルセロナ・オリンピックのマスコットとして一躍世界に名を馳せたcobiくんは、バルセロナでは未だに埃を被ったキャラクターグッズが定価で売られてたりするのに、スペイン人にさえロクに知られていないシャコベオくんの場合、初登場した93年の年末にはキャラクターグッズが叩き売られていたそうな。

実はシャコベオくんに愛着を持つようになったのは旅行から帰ってきてからのことで、今ではコンポステラでシャコベオくんグッズを買い込んでくればよかったと後悔してたりします。

Category: ガリシアのお勉強
Posted 2004年12月31日 16:22

2004年12月13日

ガリシア・オンTV

ディスカバリーチャンネルが、2002年にガリシア沖合いで重油タンカーが沈没した事故を扱ったプレスティジ号座礁事件を放送。このチャンネルらしい良質のドキュメンタリー。事故についてはこちらとかこちらへ。

TVEスペインチャンネルの、ガリシア地方の紹介番組Desde Galicia para el mundoの今朝の回はコルーニャ。ようやく見慣れた風景の登場で、言葉がわからなくても楽しめますた。

Category: ガリシアのお勉強
Posted 2004年12月13日 16:44

Jユースカップ 柏レイソル vs. 横河武蔵野FC

Jユースカップ 柏レイソル vs. 横河武蔵野FC Jユースカップ 柏レイソル vs. 横河武蔵野FC

土曜日は柏詣で。と言っても決して柏と福岡の入れ替え戦の日取りを間違ったわけではなく、この時期恒例のJユースカップ、柏対横河武蔵野FCの見物。
試合会場は葉っぱなのだけど、常磐道の柏インターを降りると葉っぱを通り越して一目散に駅前へとクルマを走らせる。柏に来たらば万障繰り合わせてボンベイのカレーを食さねばならないわけで。おかげでキックオフには間に合わず、葉っぱに到着したのは前半の半ば。その時点では柏が1-0でリード。
柏は個人技で勝るものの、横河武蔵野FCもしっかりとした組織で応戦し全体的にはほぼ互角の対戦。前半のロスタイムに横河武蔵野FCが同点ゴールを決めると、そのまま後半も一進一退の攻防が続く。武蔵野ウルトラスは不在だったけど(いなかったよな?)、ユースの後輩たちの懸命な声援にも後押しされ、「格上」相手にしっかりとした戦いを仕掛ける横河武蔵野FCの選手たち。しかし後半終了間際に柏が勝ち越しゴールを決め、結局2-1で柏が勝利。横河武蔵野FCの挑戦は、残念ながら決勝トーナメントの初戦で終わってしまった。

Jユースカップ 柏レイソル vs. 横河武蔵野FC ところでこの日の客席はもちろんガラガラだったのだけど、座る場所は選び放題というわけにはいかなかった。椅子が、泥はまだしも鳩の糞まみれだったりして、掃除道具なんて持ってるわけないので座れる場所を探すのに苦労したですよ。きっとJリーグの開催時などはスタッフの方があらかじめ掃除しているのだろうけど、裏方さんの苦労が偲ばれますた。

さて葉っぱと言えば、その周辺は郊外形レストランチェーンの見本市状態なわけで、本日は帰りがけに発見した、葉っぱのそばの、かつ太郎という店で食事。ここは茨城発祥のとんかつを主としたお店なのだが、メニューが一風変わっているだけではなく、あり得ない美味さ。さっさと多摩に進出してください。

Category: その他のスタジアム, 横河武蔵野FC
Posted 2004年12月13日 16:16

2004年12月07日

エビア Hevia

ホセ・アンヘル・エビア José Angel Hevia コクーン様が録画してくださっていたTVEスペインチャンネルのConciertos de Radio 3という音楽番組に、エビアことホセ・アンヘル・エビア José Angel Hevia さんが登場。30分番組の殆どはオビエドで収録されたインタビューで、例によってスペイン語シロートにはワケワカラン内容。そして、インタビューの合間にコンサートの模様が挿入されるのだけど、数十秒ずつちまちまと、出ては消えを繰り返す蛇の生殺し。しかしMIDIガイタなんていうぁゃしぃ楽器の演奏風景を見れるのはなんだかんだで貴重。ブエルタ・エスパーニャのテーマでもお馴染みのヒット曲 Busindre Reel も、サワリですがやってますた。
しかし、このひとはやはり、本質的にはダンス/ポップ/ロックのひとだ。音のツクリもそうなんだけど、ステージ上でのパフォーマンスを見てるとつくづくそう思う。MIDIガイタなんてヘンテコなものを発明することになったのも必然な気がしたですよ。

Category: ガリシアのお勉強
Posted 2004年12月07日 19:21

2004年12月02日

You'll Never Walk Alone

第9節を終えて4得点は、その時点でのチームの最多得点であり、それどころかこの年最終的にJ2の得点王に輝くことになる新潟のマルクス(現川崎)と並び、得点王争いを演じてさえいた。
彼の名前は松田正俊。右サイドを切り裂いて彼に精密なクロスを供給し、自身もこの時点までで3得点をあげていた星大輔とともに、この年東京から新天地を求めて山形に移籍してきたばかりだった。

その前年、新監督が標榜する「攻撃サッカー」に沸き返る味スタに彼らの居場所はなかった。クラブが彼らに与えた舞台は、熱心ではあるけれども決して多いとはいえない観客が見守る江戸陸や夢の島であり、しかしそこでもなかなか結果を出せないでいた彼らが、新天地で目覚しい活躍を見せているという事実は、正直初めはなかなか信じ難いことではあったのだけど、素直に嬉しく、そして節を重ね、それが決してフロックではないことが知れるに連れ、山形の試合がとても楽しみになっていた。

そして悲劇が起こった。

第10節の甲府戦で負傷交代。
左膝前十字靭帯断裂及内側側副靭帯断裂。

その前年に同じ症状で三浦文丈を、そして症状は違えど小林成光を失うという辛い経験をしていた僕らにとって、それがなにを意味するのかを理解するのは難しいことではない。
今季絶望。いや、それどころか下手すると翌年中の復帰すら危ぶまれる。
選手生命の危機。

結局この年、山形は8位でリーグを終える。
年の瀬にスカパーが企画した、Jリーグ各クラブを紹介する番組の山形編で、松葉杖をつきながらではあるが、元気そうな様子でクラブハウスではしゃぐ彼の姿が放送された。怪我に腐らず、他の選手やスタッフに可愛がってもらえている様子に見受けられ、安堵した。

そして今年9月5日。ちょうど前日に24歳の誕生日を迎えたばかりの彼が、遂にべスパのピッチに戻ってきた。29試合ぶり、498日ぶりだったそうである。
終了間際の交代であったが、ペナルティエリア内で相手キーパーのファウルを誘って得たPKを決め、ストライカーらしく自らのゴールでその復活を祝った。山形サポからは盛大な「マツダ」コールをもらったそうである。
ある山形サポは、この日の日記のタイトルを「英雄の帰還」と名付けた。この日の勝利で、山形は順位を一気に3位まで引き上げ、昇格の可能性がいよいよ現実味を帯び始めたのだった。「英雄の帰還」とともに。

2004年度のJ2は、J1最下位クラブとの入れ替え戦への出場権をかけた3位争いが最終節までもつれた。奇しくも最終節は、その3位を争う当事者である山形と福岡の直接対決。しかしてホームのべスパで山形は敗れ、J2残留が決まった。
今や山形の主力と目されるようになった星大輔、そしてJ2の日本人得点王となった大島秀夫のふたりは、山形がJ1昇格を果たせなかったことで、他のクラブが引き抜きにかかるのではないかと噂されている。しかし、かつて彼らと共に山形の攻撃を牽引していた男の姿は、この日のピッチになかった。

その3日後。11月30日。
山形が発表した戦力外選手のリストに彼の名前があった。

在籍期間の大半を治療とリハビリに費やしてしまったのだから、この決定は止むを得ないことなのだろう。彼の今後の去就はわからないが、新天地で、無念であったろうこれまでを晴らすためにも盛大な活躍を見せてくれることを切に願う。大怪我からの完全復活が容易ではないことを僕たちは知っているけれど、その一方で馬場憂太しかり、小林成光しかり、長期離脱から、以前よりも格段に逞しくなって帰ってきた選手がいることも、僕たちは知っている。

風の中を行こう
雨の中を行こう
たとえ夢破れようとも
歩こう、歩き続けよう
希望を胸に

頑張れ、マツ!

Category: FC東京
Posted 2004年12月02日 18:46

2004年12月01日

ロサンゼルスダービーですよ、奥さん!

Football Mundialのメジャーリーグサッカー特集で、2005年度からMLSのチーム数がふたつ増えて12チームになることを初めて知った。ひとつはシーバスUSA Club Deportivo Chivas USA、そしてもうひとつはレアル・ソルトレイク Real Salt Lake
ソルトレイクの「Real」は英語の「リアル」ではなく、スペイン語の「レアル」であり、エンブレムにも王冠がバッチリ描かれている。しかしアメリカ合衆国で「王立」って、どこの王様が認定してるんだか(レアル・トーキョーをプゲラッチョと笑うわけにはいかなくなるなあ)。てなことで両方ともクラブ名がスペイン語で命名されていて、MLSを支えているのがどういった層なのかがあからさまなわけだが、シーバスUSAのcdchivasusa.comに至っては、mlsnet.com用のドメインでありながら、先ずスペイン語バージョンのページが表示されるという有様。
そのシーバスUSAのホームタウンはロサンゼルスで、ホームスタジアムは既にLAギャラクシーが使用しているホームデポセンター Home Depot Centerをシェアすることになるそうで、つまりMLSでも遂に「ダービー」が実現しちゃうわけですよ、奥さん!そしてドメイン名の件からも知れる通り、シーバスUSAはヒスパニック層にターゲットを絞り込んだクラブであるらすい。

合衆国サッカー界の新たな聖地ホームデポセンターで行われる、ヒスパニック層とその他の層(になるのかなあ?LAギャラクシーがミョンボ兄さんを擁してLAの一大勢力のひとつである韓国人社会の人気獲得を狙ったりとかしたわけだが)のダービーマッチ。遂にMLSでも殺伐とした戦いが繰り広げられるのだろうか?うーん、見てみたいなあ…現地でね♪

Category: その他の蹴球
Posted 2004年12月01日 21:31

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